接続中のデータベースの確認
SQLite で現在接続しているデータベースおよびデータベースが保存されているファイル名に関する情報を取得するには .databases コマンドを使用します。ここでは SQLite で接続中のデータベースを確認する方法について解説します。
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接続中のデータベースに関する情報
データベースに接続している時に、現在接続しているデータベース名とそのデータベースが保存されているファイル名を取得するにはSQLiteコマンドの .databases を使います。
.databases
では実際に試してみます。myfriend.sqlite3 データベースに接続します。
sqlite3 myfriend.sqlite3
.databases コマンドを実行します。
.databases
次のように画面に表示されました。
main: c:\pg\sqlite3\myfriend.sqlite3
main がデータベース名です。そして c:\pg\sqlite3\myfriend.sqlite3 がデータベースが格納されているファイル名です。
データベース名というと紛らわしいのですが、 main はテーブル名やカラム名などと同じく SQL 文でデータベース名を指定する必要がある場合に使用される名前です。「sqlite3 データベース名」で接続したデータベースに対し自動的に main というデータベース名が割り当てられます。逆にデータベース名が main のものが接続しているデータベースです。
この「main」と言う名前は必要になるまで気にされないで構いません。
詳しいは説明はここでは行いませんがアタッチしたデータベースがある場合は .databases コマンドを実行の時にリストに同じように表示されます。表示されるデータベース名はアタッチする時に指定した名前となります。
このように .databases コマンドを使用することで、現在接続中のデータベースに関する情報を確認することができます。
( Written by Tatsuo Ikura )

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